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日々とおまじない

それでも書く

部活は味方。教室は敵。

同級生より一年遅れでブラスバンド部に入部した私は、新入生として例外なく基礎の基礎から練習をはじめました。

楽器を吹くために必要な力を養うために、腹筋や背筋、ブレストレーニングなどの課題が課されました。

あんまり辛い思いをした記憶はないです。

とにかく楽しくて。

同級生のみんなに追いつきたくて、毎日一生懸命取り組んでいたのを覚えています。同級生も、後から入部した私を受け入れてくれる優しい人ばかりでした。

 

ひと通りの課題を終えて、やっと楽器を吹くことが出来るようになりました。

選んだのはアルトホルン。マイナーな楽器ですが、金管バンドでは裏メロディーなどで活躍する楽器です。

 

 

Concerto for Horn in E Flat. Vincenzo Bellini. Tenor Horn and Piano. - YouTube

 

マウスピースで音を鳴らす練習をしてから、楽器で実際に音を鳴らします。

すぐ鳴りました。音を変える運指もすぐに覚えられて。

「好きこそものの上手なれ」的な感じです。笑

 

そうして、入部してから半年もしないうちに、9月のコンクールメンバーに選ばれました。

私の学校では、コンクールは通常5・6年生しか出ることが出来ず、入部したての4年生のうちはコンクール以外の演奏会にだけ参加するのが一般的でした。

だけど、私は、入部して間もないのにコンクールに出られた。

今思えば、顧問の配慮だったのかもしれませんが、それでも、嬉しくて嬉しくて……

 

楽器ってこんなに楽しいんだ!

ここにいる仲間となら、一緒に過ごしていて楽しい!

ブラスバンド部でなら、他人より劣らないでいられる!

楽しい!楽しい!楽しい!

 

入部してからは、部活に行くために学校に通っていたようなものでした。

教室は怖いけど、部活なら楽しい。

私の中に新しい世界が出来て、そこが居場所になりました。

 
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進級して小学六年生。教室で集団無視を受けました。

同じクラスの友達とすれ違ったことがきっかけで、その友達側にいじめっ子グループが味方して、そのようになったような覚えがあります。

私が部活にばかり熱中していたことがすれ違いの原因だったことも、記憶にあります。

謝ることも許されず、謝っても聞き入れられず、ただただ集団で無視されて、担任に相談しても「チクリ魔」だとまた責められて。

本当に辛かった。先生に相談して、どんな風に手を尽くしてもらっても、集団無視は学校を卒業するまで終わらなかった。

 

そんな時、部活には余計に力が入りました。ただ純粋に部活が楽しかったのが半分と、逃げ場所を求めていたのが半分。

授業間の休み時間には、他のクラスにいる部活の仲間に会いに行って、チャイムが鳴るギリギリまで廊下でお喋りしていました。

部活は味方。教室は敵。

こんな風にして居場所を作って、居場所に恵まれて、最後まで学校に通い続けて、卒業することができました。

 

 

今回はここまでにします。

次は、中学校に入るところから書き始めます。