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日々とおまじない

それでも書く

「怖くない、大丈夫」

高校3年生になる前、ひとつ覚悟を決めました。

私の高校の吹奏楽部は、2年生の3月で引退です。居場所だった部活には、もう戻れません。受験生だし。

だから、教室に居場所を作ろうと、心に決めました。

あんなに怖かった教室だけど、吹奏楽部を居場所に出来たから、もしかしたら教室も居場所に出来るかもしれないって思って。

 

9月にある学校祭の一環である合唱祭で指揮者になることを目標に、教室に居場所を作ろうと決めました。

すぐに人気者とまではもちろんいかないのですが、教室で一緒にお弁当を食べたり、一緒に教室移動が出来るような友達が、3人出来ました。合唱祭の指揮者にも、立候補できました。

大丈夫、怖くない。気を遣われていても、大丈夫。みんな優しい人だから、怖くない。大丈夫。

そうやって心の中で唱えながら、教室に場所を作っていきました。


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一学期最初の面談で、担任の先生に「雰囲気変わったよね。去年は暗い顔してたから心配してた」って言われて、思わず泣きそうになってしまいました。

その先生は2年・3年と続けて私の担任だったのですが、暗く落ち込んでいた私も、そこから変わっていく私も、ちゃんと見ていてくれたことが嬉しくて。

このことが自信に繋がりました。

 

合唱祭は、とにかく全力でがんばりました。後悔しない演奏にしたくて、何とかみんなにも楽しんでほしくて。1人で突っ走ってただけかもしれないんですけど。

それでも、最後にはみんなが優勝したいって思ってくれてて。本番前日に、「私の指揮を信じて、ついてきて」って、みんなに言うことができて。

本番は楽しくてあっという間だったけど、結果にはなりませんでした。入賞すらしなかった。

だけど、吹奏楽部のOBの先輩をはじめ、いろんな人に「良かったよ」って褒めていただけて、何より、自分たちが「楽しかった!」って終えられたのがほんとに、良かったなぁと思えて。

ここから、「怖くない、大丈夫」のおまじないが、確かなものになっていったのでした。

 
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受験生なので、勉強もしなきゃいけません。

たとえやる気が湧かなかったとしても、部活引退して春になったら受験生なわけで、目の前の問題集にしがみついて勉強していました。

 

そんな時の6月、学年集会が開かれました。私の学年は模試や定期試験の結果が奮わなかったらしく、そのための学年集会です。

その時、進路担当の先生(苦手な先生なのですが)が怒鳴りながら言っていたことに、ハッとしたんです。

 

社会に出るために勉強してるんだ、と。

社会に出た時に、ちゃんと頭使えるように、今ここで勉強してるんだ、と。

学校の中だけで順位を競ったり優位についたりするために勉強してるんじゃないんだってことを殴りつけるように言葉で叩き込まれて、あぁ、勉強しなきゃなって心から思えた。

勉強することの本当の意味に気付かされて、この日から全力で勉強に取り組めるようになりました。

このあたりから、学校の先生を目指し始めています。

 

必死に勉強した甲斐あって、第一志望の大学に合格することができました。

次の記事では、大学に入学したところから始めたいと思います。